30代に入ると、年々気になってくるのが口の臭いですよね。
飲み会が続いた日の朝なんて強烈な臭いがします。
また、仕事で緊張するシーンがあると、口の中が乾いてきて臭くなっていたりしませんか?
そこにお酒なんて放り込むと尚更臭います。
とにかく、口を潤わせて、臭いが消せるものを食べておこうということで、ガムを噛んだりしている人も多いですが、それだけでは対策として不十分です。
今回は、口臭を引き起こしてしまうメカニズムを知り、さらにおすすめの対策方法をまとめています。
ぜひとも参考にして、デートや大事な商談の時にお役立てください。
なぜ口の臭いがひどくなるのか?
口が臭くなる理由として、実は大きく3タイプに分けられるのを知っていますか?
- 1)生理的な口臭
- 2)虫歯や歯周病などによる口臭
- 3)食べ物などによる口臭
2)、3)のような口臭は、口内・内蔵の病気を治したり、食事の消化が完了すれば解決する話ですが、やっかいなのが1)の生理的な口臭です。
朝起きた時やお腹が空いていたり、また緊張していたりすると臭ったりしませんか?
実はその時、口の中は『唾液』が少ない状態なんです。
唾液が少ないと、口の中のバクテリアが繁殖してしまって、野菜や卵が腐ったような臭いのガスを出してしまうんです。
このバクテリアの繁殖を抑えるためには、唾液の量が大事なんです。
正しい口臭対策
- 食べ物による口臭⇒消化をしてしまう。胃腸の中の香りを消す。
- 虫歯や歯周病による口臭⇒治療する
- 生理的な口臭⇒唾液を増やす。バクテリアの量を減らす。
ということになります。
おそらく大半の方が、生理的な口臭で悩んでいると思いますので、その対策方法に迫っていきましょう。
就寝前と起床直後の歯磨きはマスト
朝と夜の歯磨きは大切です。
まずは、口内のバクテリアの量を減らすために、寝る前には必ず歯を磨きましょう。
というのも睡眠中は、口の中の唾液の量が減ります。
寝る前に口内のバクテリアを減らしておかないと、どんどん口の中のバクテリアを増やしてしまうことになってしまいます。
そして、起床直後は増えたバクテリアを洗い流すために、また歯磨きをしましょう。
こうすることで、どんどん口内のバクテリア量を減らすことができるんですね。
まずは習慣付けをしていきましょう。
洗口液(マウスウォッシュ)も使えます!
バクテリアを減らすのであれば、マウスウォッシュも便利です。
口に入れてゆすぐだけで、口内を殺菌することができます。
良いお店やホテルには、お手洗いに行くとマウスウォッシュが置いていたりしますよね。
家にも1つ置いておけば、女性が来た時にも安心ですよ。
食後はすぐに磨かない方がいい
食後の口内は食べ物や細菌の影響で酸性化しています。
それを唾液が中和してくれるんですね。
つまり、食後にすぐに歯磨きをしてしまうと、唾液も一緒に流されてしまって、口内が酸性化のままになりやすいんです。
(これによりバクテリアが活発化してしまう)
なので、お昼間に歯を磨くなら、歯間ブラシなどで食べかすを取り出すぐらいが良いでしょう。
お腹がすいたらガムをかもう
「お腹がすいた時に臭うのはどうすれば?」
という悩みには、もちろん食事やお酒に気をつかうのもありますが、唾液の量を増やすためにガムを噛むのが良いです。
ガムが噛みにくい職場であれば、フリスクがおすすめ。
ささっと出せて舐めておけば、どんどん唾液が出てきますし、ミントの香りで口内も爽やかです!
筋トレにハマりすぎて肉や大豆ばっかりになると口臭が出るかも
只今空前の筋トレブームですが、筋肉をつけるために食事に気を遣っている方も多いと思います。
筋肉を増やすには、鶏胸肉や大豆製品や卵などタンパク質を多く含む食材を選ぶようになりますが、その分口臭に注意です。
なんと、タンパク質はバクテリアに分解されると臭うガスを出してしまうんです。
バクテリアを減らせていない口内だと、さらに臭ってしまう可能性大というわけです。
加えて舌を磨こう。
口が臭い時って、舌の上を覆っている白い苔みたいなものがありませんか?
それを舌苔(ぜったい)と言います。
ここにバクテリアが住み着いているんですね。
ちょっとだけ白くなっているだけであれば大丈夫ですが、これが全体的に白くなっているのならかなり口が臭くなっているはずです。
こういったバクテリアの除去には「マウスウォッシュ」がおすすめです。
ゆすぐだけで、口内に付着した食べかすも洗い流せますし、バクテリアも減らせるので一石二鳥です。
しかも、歯磨きみたいに面倒くさくないので、楽です。
また、舌ブラシという舌苔を掃除する専用のブラシもあります。
普通の歯ブラシで取っている方も多く見かけますが、舌を傷つけてしまって逆に口臭が出てしまう可能性もあるので、専用のブラシを使った方が良いです。
おすすめの口臭対策グッズ
1)フリスクやガム
唾液が少ないなぁと感じた時に使うと良いのが、先程も紹介したガムやフリスクです。
個人的にガムだと仕事中に噛めないことが多いので、フリスクを常備しています。
特に、大きめ粒のフリスクが格好良くてよく買いますね。
舐めているだけで唾液が出てきますし、ミント味ですっきり爽やか。
ぜひ鞄に1つ忍ばしておくことをおすすめします。
2)ブレスケア
焼肉などを食べた翌日に、嫌なニオイがまだ残っていると感じた経験もあったりしませんか?
そんなお肉や餃子などの臭いのキツい食べ物を食べてしまった時は、ブレスケアがおすすめです。
かりっと噛んで飲み込むだけで、お腹まで届いて息をリフレッシュできます。
3)マウスウォッシュ
体調が悪い時や、お酒などを飲みすぎて不規則な生活が続いている時、やはり舌苔がびっちり付いてしまいます。
そんなバクテリアがたっぷり蓄えられていると、口臭はひどくなる一方です。
そこで、手軽に使えて便利なのが「マウスウォッシュ」です。
くちゅくちゅっと口の中でゆすぐだけで、バクテリアを殺菌してくれます。
また、歯を強く保ってくれたりするマウスウォッシュもあるので、ぜひチェックしてみてください。
4)舌ブラシ
加えて「舌ブラシ」も持っておきましょう。
普通の歯ブラシで舌を磨いてしまうと、傷つけてしまってさらにバクテリアを増やしてしまう可能性もあるので、専用のものを使いましょう。
5)口臭サプリ
ここまで対策をしてそれでも臭うとなると、体内の機能が弱っていて、老廃物を排出する力が減っている可能性があります。
そこで注目されているのが、サプリを取って排出機能のサポートをしてあげることです。
口臭サプリでよく入っている成分は、シャンピニオンです。
- 体内の腐敗による臭いを防ぐ
- 腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを整える
- 悪臭成分を中和してくれる
以上のような効果があります。
また、スーパーフード「モリンガ」にはデトックス作用があり、体内の毒素を出してくれるので美容に良いと言われて人気が出ています。
さらに、緑茶成分や柿渋成分、なた豆なども臭い対策で有名ですね。
これらの成分が入っているサプリを選ぶようにしましょう。